↑ こちらの写真は、撮影場所の記述がないが、恐らく背景からデービスモンサンの集積場に移動直後の姿と思われる。ミネソタ州空軍の主役もいよいよF-16に切り替っていく。F-4D/65-0742 & 66-0490
ミネソタ州空軍で使われていたF-4Dの殆どは、この地で戦闘機としての役割を終えて、飛行機の墓場と言われるデービスモンサン集積地へ運ばれたと言われる。
↑ 上2枚の写真も撮影日は異なるが、1987年6月に撮影されたものである。F-4D/66-7635 & 65-0742
↑ 1987年6月にダルースで撮影された離陸前のピン抜きの様子である。サイドワインダー空対空ミサイルのダミー弾を付けたF-4D/65-0742。奥の建物にはミネソタの文字が見える。
↑ 1986年9月に撮影された179th FISのF-4D/64-0980。グレーの新塗装となっても、デザインの良さからその魅力は失われていない。胴体後部に書かれた”MINNESOTA”の文字は、F-16C/Dに更新した後も引き継がれている。この機体はこの地で戦闘機としての任務を終え、1998年にはドローンとして最後の役目を終えた様である。
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↑ 同飛行隊がF-4D ファントムを使った最後の年に撮影されたもの。撮影日は、1990年6月となっており、撮影箇所は不明だが、下の機体はパッケージポッドを付けていることから、これから遠征に出るのか、戻って来たのかの何れであろう。可能性としてはデービスモンサンの集積場に機体を持って行く準備かもしれない。F-4D/64-0980
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F-4D 179th FIS/ Minnesota ANG
(F-4D 1983-1990)
美しいマーキングを誇ったミネソタのファントムも空軍のロービジ化の波には勝てず、他の飛行隊同様グレー迷彩となって行った。しかし デザインの優秀さから、エジプトⅠ迷彩となっても、魅力が一切落ちていない。当ページではグレー迷彩化された1986年以降からF-16に機種更新される1990年までの間の写真を年代順に並べてみる。因みにこの北斗七星を基調としたマーキングは次のF-16にも引き継がれるが、あまり人気がなかったようで、インシグニア本来のブルドッグへ変更されている。
↑ 両翼下にパッケージポッドを付けたF-4D/66-7490。1989年7月の撮影とある。
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